うたの教室 IZUMI の日記
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言葉を唇で言う
2012.08.30
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言葉を話す、歌うことに対して 今日の生徒さんたちは私と同じように思ってきた人たちでした。 口を開けてしゃべるということが当たり前ではなく あまり口を開けることなく全部喉でしゃべってきた人たちです。
「唇で言って」と注意されると唇に力が入って余計に中に入ってしまうことがあります。
唇でしゃべるというのは唇で開けることで そこの理解がうまくいかないと苦労する羽目になります。 今日の2番目の生徒さんは前回のレッスンで息が通るということを体感され もう一つ次の段階に進むことができました。 ずいぶんとバランスよく上下に開けられるようになってきました。 高音はまだ力んでしまいバランスが崩れることもありますが もう少しで何とかなりそうな感じです。 唇で正しくいうことができなかった人にとって 唇で言うということがわかれば 「歌詞で歌うのってこんなに簡単だったの!?」という感覚になります。 私もそうですが、生徒さんもどんどんそんな感覚になっていかれているようです。